
「妊娠中、なんだか夫婦の会話が減ってきた気がする…」
「イライラしてしまって、ついパートナーにきつく当たってしまう…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
妊娠中はホルモンバランスや体調の変化が大きく、精神的にも不安定になりやすい時期。
実は多くの夫婦がこの時期、コミュニケーションや関係性の変化に戸惑っているのです。
この記事では、私たち夫婦が実際に妊娠中に心がけて良かったことを7つご紹介します。
すぐに取り入れられる内容も多いので、参考になれば幸いです。
妊娠中の夫婦関係が変化する理由
妊娠中は、体調や精神状態が大きく変化するだけでなく、
生活スタイルそのものも大きく変わります。
パートナーとの考え方の違いが浮き彫りになりやすく、
ちょっとしたすれ違いでケンカになってしまうことも…。
特に女性は、ホルモンの影響で気分が不安定になったり、体が思うように動かなくなったりと、
日常生活の中で常にストレスを感じやすい状態になります。
一方、男性側は変化が見えづらく、どう接すればいいのか分からず戸惑う場面も多いもの。
こうした“認識のズレ”が夫婦関係の距離感を広げてしまうのです。
妊娠中に大切な夫婦の向き合い方
妊娠中に最も大切なのは、「お互いを思いやる気持ちを持ち続けること」です。
完璧なサポートや気遣いができなくても構いません。
ただ、「一人で抱えないでね」「味方でいるよ」という姿勢を
言葉や行動で表すことで、安心感と信頼が育まれていきます。
旦那も私もはじめてのことなので、お互いがお互いを思い切る気持ちが大切だよね

次に、私たち夫婦が実際にやってよかったと感じた
妊娠中のコミュニケーションと夫婦の工夫をご紹介します。
実体験:夫婦で心がけた7つの工夫
① 毎日の散歩で自然な会話と運動を習慣に
仕事終わりに30分〜1時間ほど一緒に散歩をする習慣を作りました。
私の運動不足解消にもなり、自然とその日の出来事や赤ちゃんの話をする会話の時間にも。
スマホやテレビのない、シンプルな「対話の場」が心地よい関係を保つ鍵になったと感じています。

散歩の習慣は旦那から言い出してくれて、アプリで距離や時間を
計測しながらだったから結構楽しみにながらやれてるよ~
散歩に行くときは腹帯が必須だったー!!
② 毎朝のスキンシップと声かけの習慣
夫が出勤する前には、ハグをして「いってらっしゃい」の声かけを忘れずに。
その際、赤ちゃんにも「パパ行ってくるね〜」と声をかけていました。
「夫婦」+「赤ちゃん」という三人の関係性を日常に自然と取り入れることができました。
③ 家事を率先してくれた夫に感謝
妊娠中は体調の波が激しく、家事がつらい日も。
そんなとき夫が率先してお風呂掃除や洗濯をやってくれたことに、本当に救われました。
「ありがとう」「いつも助かってるよ」と感謝の言葉を伝えるだけで、
お互いの気持ちが柔らかくなり、前向きな空気が生まれました。
旦那がいないときはかがむのが大変だから持ち手が長くて力もいらないブラシでお掃除♪

④ 赤ちゃんの未来を語る時間が楽しい
名前を一緒に考えたり、どんな習い事をさせたいか、育児方針などを話し合いました。
「こんな子になったらいいね」「木のおもちゃがいいかも」など
未来の話をする時間がとても楽しかったです。
話しながら夫も少しずつ“父親の顔”になっていったように思います。
⑤ 赤ちゃんへの声かけで父親の自覚が芽生える
朝起きたときや寝る前には、夫にもお腹の赤ちゃんに話しかけてもらうようにしていました。
「おはよう、今日も元気かな?」「パパはお仕事行ってくるね!」
そんな言葉ひとつで、赤ちゃんとのつながりを感じるようになっていきました。
⑥ 無理のないお出かけで心のリフレッシュ
休日には無理のない範囲でお出かけも。
車移動を中心に、こまめな休憩とゆとりあるスケジュールで楽しみました。
温泉旅行やおいしいランチなど、妊娠中ならではの「2人時間」を大切にしました。

車のシートベルトがきつい場合はマタニティシートベルトに変えるのもおすすめです!
⑦ 小さな「ありがとう」を大切に
何気ない家事や気づかいでも、感謝の言葉を忘れないようにしました。
特に体調が優れない日ほど、お互いに優しい言葉を意識することで、気持ちも穏やかに。
妊娠期間は「親になる準備時間」
妊娠期間は、体が赤ちゃんを育むと同時に、心が“親”として育っていく時間でもあります。
不安もあったけれど、それを共有し乗り越えようとするプロセスが、
夫婦としても親としても深い絆を作る準備になったと感じています。
まとめ:今の積み重ねが、未来の家族の絆に
妊娠中の夫婦関係は、不安や戸惑いも多い時期。
でも、お互いを思いやる小さな習慣や工夫が、信頼と愛情を育てるきっかけになります。
今を大切に過ごすことが、赤ちゃんが生まれたあとの家族の絆につながります。
無理をせず、できることから少しずつ始めてみてください。